花火(HANABI)

2-5人向け(4-5人推奨。)
30分程度

ルール
簡単に言うと全員協力型7並べ。
ただし並べるのはトランプではなく、5色の花火が描かれたカード。
色ごとに、1,2,3,4,5の番号が書かれており、番号順にしか場に出せない。
5まで到達すると、花火があがったことになる。5色全て上げることができればゲームクリア。
特徴的なのは、自分の手札が見えないという点。
自分の手札は、他のプレイヤーからヒントを貰い、推測していくのである。
また、ヒントも色のみか数字のみしか伝えることができず、かつ回数制限があるため、
うまくやりくりしなければならない。
詳細は以下(外部リンク)
花火/Hanabi - ボードゲームレビュー


問われそうな要素
・推察力
・記憶力

所感
このゲーム、正直難しい。
真面目にやろうとするとガチなリソース配分と、カード運がかみ合わなければクリアできないため、
初見プレイヤーがいる状況ではまず5色全ての花火が打ちあがることは稀である。
しかし、そんなゲームを面白くしている要素が
「ヒントを出す以外は会話をしてはいけない」
これ。
つまり、日本人が好きな空気を察する能力がフル稼働されるのである。
たぶんこのタイミングでこのヒントくれたってことは、こうなんだろうなぁ・・・と
手札を察して場に出す。
正解すると、カード出した側もヒント出した側も、意図が伝わってニヤッとする。これが楽しい。
実際、集まってボードゲームをやっているわけなので、
完全に黙りこくるなんてことは不可能。
「GJ!」「おいそうじゃねだろ!」「おまえにはヒントをやらん(=手札がクソ)」
みたいな言葉が思わず漏れ出てしまうが、それもまた良い。

そして、このゲームを更に楽しくする要素、それは「酒」
飲みながらやると、人から教えられたヒントをいともたやすく忘却するw
A「さっき教えたやろ!」
B「は?覚えてるわけねーし!」
A「酔ってんのか」
B「酔ってる」
そしてゲームのクリアが一段と遠のく。あぁ楽しい。

是非、遊んでみてほしい。